全く身に覚えがない中傷や噂話、どうして私が…そんな思いをしたことはありませんか?
久しぶりに会った友達から「あなたの悪い噂が流れているわよ」と聞かされたり。噂の内容も、 友人のご主人にお金を借りて返さないとか、旦那さんであったり、会ったこともない人に言い寄っている等、人と人を仲たがいさせようとしている具体的な内容だったり。
その噂話の登場人物の殆どは自分が知らない人であったり、「その人、誰?」ていうほど見たことも聞いたこともない、会ったことも無い人だったり。
「そんな人知らないんだけど」、「会ったことも無い人だけど」と言っても噂話の内容にトボけたふりをして逃げるという内容まで含まれていたり実によくできている噂話。 否定すればするほど否定した側がウソをついているようになる頭がおかしくなるような不思議な展開に。
そんな根も葉もないうわさ話を作る虚言壁のある人は、ちょっとしたことを境に、何年も人を妬んだり逆恨みしていることも多く、やっていないことを、やったと決めつけていくうちにどんどん本当のように錯覚してしまうのです。そんな人は言葉巧みな事が多く、共通の友人知人にしっかり根回しをしていたりします。対外そんな人とは互いに長年口も利いても居ないため、いつの間にそんな噂やつくり話を流されてると知った時は気分が悪い。しばらくは またそのことを思い出したくないのに思い出してイライラ、そんな自分にも嫌になって落ち込んでしまいます。
そんな時思います。どうして自分が悪くないことで、いやな気分になり、他人からもひどい扱いを受けなければならないのか。やり場のない怒りをどうしたらいいのか。
こういう状況や、頭がおかしいとしか思えない身近な人や友人知人が流す噂話にどう対処したら良いのか悩む方もいらっしゃると思います。
身に覚えがない噂をまき散らす人はサイコパスです
例えば、明らかに他の人と間違えていると思える場合や、 全く覚えのない批判を一方的に受ける場合も多々あります。 その中にはかなり攻撃的な場合もあり、例えばメールの共通点は「何度も利用して 今まで大好きな会社だったのに、酷い扱いを受けた」という内容であったり。
そして送り主は「 一度も送り先の商品を購入したことが無い方」、もしくは 「何年も前に1度だけお買い物歴があるものの、近年は全く購入歴も無かったお客様である」ということです。
たとえ勘違いであったとしても、何故そんな激しい怒りの矛先が、殆ど関りが無い人たちに向けられるのか、こうしたメールを受け取ったと聞くたび不思議に思います。
ですが、身近な人や、交友関係において身に覚えのない批判を受けたり、噂を流されるというのは往々にして 噂を流した張本人がサイコパス、もしくはそれに近いメンタリティの持ち主(双極性障害や境界線パーソナリティ等)である。
被害妄想に基づいた、自分に都合の良い記憶の入れ違いをしながら、勝手に腹を立て、その怒りを口頭でまき散らす結果です。
そうしたサイコパス系の人物は一度腹を立てると判断力を失います。そのため、いつの間にやら最初の問題点がよくわからなくなり、どうやってそうなったのかわからないほどの、勘違いや思い込みが非常に多く、 怒りの矛先を見失っていくことは全く珍しくありません。
その人の流した話や自分都合の思い込みの中には、「私はこの人達から責められる。自分は悪いことをしていない」。また、相手にとっては、「そんなこと知らない、事実ではないことがあたかも現実に合ったかのような話になっている」等。
自分都合の思い込みはどんどん矛先がわからなくなる一方、相手側がどうなろうとサイコパス系は相手を責め続けていきます。
噂を流した本人は 頻繁に根拠がない勘違いの思い込みや批判を振り撒くので、 言われた側は常に「そんな事は知らない」他、わけがわからない、というリアクションをするしかありません。
相手は、自分が話す相手に「自分は正しいんだ」と、思いこますため、先手を打って噂話や虚言話の中に相手側に全部非があるという内容をどんどん盛り込んでいきます。
これはサイコパス系の人間にありがちな知恵の遣い方ですが、サイコパス系は実に口がうまく饒舌で、周囲の人間関係もクルクル変わるので 最初は誰もが鵜呑みにするのも特徴です。
噂へのカウンターパンチは効果なし
私もサイコパス系の人から嫌がらせを受けた経験をしています。 それが「嫌がらせをした人の記憶違いや自分はこんなにすごいんだ」。という思い込みが強すぎたことが原因であったことが証明された後でも、その人物は一切の謝罪もせず 他人の悪口を言い続けているのものです。
その態度には「自分の負けを認めたくない」という強烈な思いと、屈折した競争心が異常に強く、もう手に負えません。
実際にサイコパス系は執念深いだけでなく、競争心や妬み等も人一倍強いです。 そんな人とかかわっていると「大変」の一言に尽きます。
最初は洗脳にも近い状況を作り出すことがうまい為、その人から離れられず、離れると何かされるんじゃないか、等、恐怖さえも感じることがあると思いますが、一歩引いてみれば徐々に「あの人は、頭がおかしいとしか思えない」と思うようになります。
そんな人とは「距離を置くこと」。これにつきます。相手はこちらが離れることに焦りを感じ、あれやこれやといろんな手段を使って近づいてきます。威嚇してみたり、急に優しくなって近づいてきたりしますが、相手は攻撃する相手を手放したくないだけです。何を言われようと、されようと、きっぱりすっきり離れる。こちらが悪いんじゃないか、とさえ思えるような手口で近づいてくることもありますが、元に戻るとまた同じことが繰り返されるだけです。時に、逆上して暴言を吐かれても、言い返さない。腹が立ったり、このやろうー。と、思うことがっても、口答えや弁明もせず、相手の名前さえ出さないのが一番の対処法なのです。
いやなことをされた後は、理不尽な怒りもあり「なんでこんなことをされなくてはいけないんだ!」と、自分の正当性を主張したくなる気持ちはだれでも起こる気持ちですが、サイコパスに対するカウンターパンチや自己弁護は残念ながら全く効果的がありません。
反論すればするほど相手の餌食になるだけです。さらには、こちらの頭がおかしくなるほどの勘違いだらけの相手都合の良い思い込み話の沼にはまっていくだけです。
人間というのは自分が関わらないゴシップを楽しむ生き物ですので、噂話は人が集まる場所には付き物です。 したがって様々な噂話が出てくることについてはコントロール不可能です。また、サイコパス系には油を注がないこと。効力を衰えさせることで、ほんの少しであっても被害を防ぐことは出来るのです。
人生の間には自分は悪くなくても不当に批判されたり、 他人の失敗のせいで損をしたり、勘違いなどによって正当に扱って貰えないことなどは誰にでも起こりえることなんだと思います。
怒りは人間にとって正常で、当たり前の感情です。人間ですから、「自分は正しいことをしている」、「自分には覚えがない」という気持ちが物事に加算される場合は、単に起こった不運よりも、 悔しさ、時に悲しみ、誰にも向けられないフラストレーション、側圧された怒り、言葉にできない感情、というったものが高まるのは当然のことです。
ふっとした時、何度も何度も同じことを頭の中でリピートしていませんか。人間は繰り返し同じことに怒っています。気づけば、不愉快さを自分に何度もリピートしてストレスを高めているのは自分自身なんだ!と気づきます。
どんな事態に見舞われた場合も一呼吸してみてください。そんなことわかっているよ。でも腹立つんだよ。と思っていても一呼吸おいて、快く深呼吸をしてください。
「自分が苦しむ必要は無い」と言い聞かせて、 「嫌なことや自分のためにならない不幸な思い込み、ネガティブな思考パターンを手放す」と。
快く深呼吸と言われても、急にできるようなこともなく、決して簡単なことではありませんし、渦中にいるときはそのことで頭がいっぱいで回りを見る余裕もなくなりますが、自分を追い込む不幸な思い込みを手放したとき、また手放そう。と、少しでも思えたとき、世の中には他にもっと大切なこと、楽しいこと、学ばなければならないことが沢山あると気づきます。
これ以上、自分自身を苦しめたり、古いガラクタに支配されることなく、苛立たせることに時間や精神力を使うのはもうやめましょう。あなたは自由の身になれます。