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1通のメールで信じられないお仕事が舞い込んできました

Hello!

 

1通のメールから始まったお仕事のことをご紹介します。

 

今はキラキラと輝く可愛い小物たちが沢山あふれていますが、

まだまだ、身近なものにキラキラと デコレーションされた小物たちが

あったかなかったぐらいの時代。

 

ふっと、思いました。

自社で販売している商品に、

キラキラしたものが付いていたら

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「綺麗だろうなぁ~」

「可愛いだろうなぁ~」

と。

 

なんとなく閃いていた思いが次第に強くなり、

キラキラ=○○○○●ーだ!ということで、

とっても有名な会社「○○○○●ー」にお電話いたしました。

 

あーだこーだと考えるより、

どうしたら使えるのか直接聞いてみよう! 

 

思い立ったらすぐ行動。

 

じっくり考える時も多いですが、

その時ばかりはすぐに電話番号を調べて、

お問い合わせしていました。

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まだ、メールでお問い合わせください。

も、メジャーではなかった時代。

 

電話か手紙でお問い合わせするのが通例。

 

私の場合、

何をどうしたらいいのか。

誰に聞いたらできるるのか等々、

わからないことができたら、

知りたい!と思っている事や物の先にいる方に

直接聞いてみることにしています。

会社だったらその会社の大元に直接連絡して聞く。

です。

 

 ドキドキしながら、

「はじめまして。私、○○と申しまして、○○をしております。

そこで、●●●を販売しているものですが、

是非、御社の石をぜひ弊社商品につけたいので、

石を販売していただけませんでしょうか」と、

誰につなぐかを聞くためになぜ電話したのかを聞かれ、

丁寧かつ熱意ある思いを詳しく受付のお姉さんにお電話したところ、

それなら○○担当へ。ということで、違う部署へ回され、

そこで電話口に出てきた方にもう一度同じ話をしたところ、

それなら○○の部署へ。

と三ヵ所くらい回ったところ、

最初は緊張してしどろもどろで説明していたのも、

三回目となると、口調もやや軽やかになってきて、

なぜつけたいのか。という熱い思いもさらに思いを込めて伝えることでが出来た!と思ったとたところ、 あっさりお断りの一言。

 

「弊社、個人様には販売しておりませんため、

お売りできません。」

 

と。

 

 

そうか。

 

そうなのか。

 

そなんだ。

 

早くいってくれよ。

と思いつつ。

 

電話を切った後、

 

そうだ、直接言えばいいんだ。

「日本がだめなら、海外の本社へ直接聞いてみよう!」

 

だって、きっとものすごく素敵になると思うから。

 

 ということで、

ネットで●●●●●ー本社のHPを発見し、

まだGoogleに英語翻訳機能も付いていないころ、

英語が羅列している文章の中から、なんとなくここかな。

と思えるメールアドレスを発見。

 

「ここにメールを送くればいいんだ!」

 

 

その時代、お客様からのお問い合わせはこちらへ。等々、

わかりやすいHPはあまりなかったように思います。

 

特に海外のサイトはものすごくわかりにくいHPが多く、

文字だらけ。

 

サイトをみて、うわっ

と思いましたが、

なんとか、customerの文字を見つけ,

二行程下にあったメールアドレスを発見して、

ここに送るのかな。

 

文面はほとんど雰囲気で読んであとは直感。(笑)

 

メールアドレスを見つけたのはいいけれど、一つハードルが。

日本は話せば通じるけれど、英語で私の想いをそのまま話すには

ハードルが高すぎる。

 

しかも電話。

何喋ってるかわからなくなるに違いない。

ライン電話もなければ、スカイプもない。

そのころの国際電話の通話代はめっちゃ高い。

 

等々、が頭をよぎり、英語ペラペラ、

しかも熱意ある言葉で上品に表現豊かに英語で書いてもらえそうな友人知人を探したところ、快く英訳してくださる方がいたので、

本社へ送るメールの英訳をお願いしました。

 

「すいません」

このメールを英訳していただけますか。

 

「OK!」

 

2つ返事で引き受けてくださった方。

ありがたいの一言。

 

2日後にその方から英訳のメールが届きました。

 

なんだか、書いてるうちに感動しちゃって。

英訳も熱が入ったわ。

 

とコメント付き。

嬉しい事言うてくれるやん。

 

「ありがとうございます!」

 

 

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英語を流暢に話せないけど、

書いてあることは大体わかるので、

頂いた文章を 受け取って、確認。

 

なるほど、こんな表現があるんだ~。

等々。

 

頂いた英訳の表現に感動したのを覚えています。

 

その方の英訳してくださった文章を見ていたら、

自分で書いた文章以上に素敵な表現を書いてくださって感動してしまいました。

 

自分の想いも、人の手に渡って書いてもらうとこんな風に感じ取れるんだ。

と、その方の想いにも感動しながら、海外にある本社HPに書いてある、

Customerの文章の二行ほど下にあったメールアドレスへ送信。

 

きっと誰かが見てくれるだろう。

 

送信した瞬間、自然に笑みが。

 

「おおっ」

「私ってすごい」

 

直感で思ったことを行動にしただけなのですが、

メールを送った瞬間、行動した自分に感動しちゃったのです。

 

 

 

それから1週間ほどたった、ある晴れた日。

 

返事がないのが当たり前、と思い込んでいたため、

メールを送ったこともすっかり忘れていたころ、

ピンポーンと会社のベルが。

 

イヤホンで見る画面には、見たことのない男性が一人。

 

誰だろ。

ドアを開けて男性が一言。

こんにちは、○○●●●ージャパンの○○です。

 

「え?」

 

 きょとーーーーーん。

 

です。

 

本社から連絡があったので来ました。

本社の人に、「日本に変な人から連絡がきたから行ってきて」。と。

会社の命令できました。

 

「。。。。。」

 

こんなことって。。。

 

あるんだね。

 

古い例えですが、驚き桃ノ木山椒の木。

 

ひっくり返りそうになりました。

 

その方曰く、我々は超有名なメゾンしか個別でお取引は致しませんが、

あなたが送ったメールをみて、こんな変な人がいるから行ってきて。

と本社から連絡が来てここにきました。

と。

 

「変な人」

という例えは、その方曰く。です。

 

実際どんな連絡があったかわかりませんが、

ユーモアたっぷり、訪ねてきた理由を面白おかしく話されていました。

 

しばし、ポーとしながら談笑したところで、

その方が言いました。

 

実は世界でもまだない技術で、

日本ではここでしかできない技術があるのですが、

あなたが送ってきたプランにこの技術を使いませんか。

公式で。

 

○○●●●ーの下げ札をつけられるのは、

メゾンだけですが特別に。

 

と、一気に信じられないお話へ。

 

ダメ元で送った1通のメールでこんなことが起こるなんて夢にも思わず。

 

行動してみるもんですね。

 

それから、この技術を使うなら何かしらもう一つくっつけたいな。

という発想から、たまたまパリに行ったら必ず立ち寄る超有名なセレクトショップで絶賛売り出し中のアーティストとコラボすることに。

 

凄い。

 

心の中でときめき止まらず。

 

も一つ、自社製品以外、

なんとなくヘアーブラシにもつけたいな~。と思い

(そのころヘアーブラシに石を取り付けるなんてどこを探してもありませんでした)

ブラシを使うたび、キラキラしてるって素敵じゃない。

「なんかいいブラシないかな~」と、

当時ヘアーカットしていただいていた美容師の方に何気にそのことを話していたら突然、

「それやったらあのブラシがいい」

「 僕の師匠がずっと使ってるブラシ」

「丁度、明日からロンドンやし買って来てあげるわ。」

と。

 

その方、長年海外で修業されていた経験があり、

海外でその方の師匠が使われていた愛用ブラシを

薦めてくださいました。

 

聞いたことも見たこともないブラシの名前を聞いて、

 

「あ、じゃあお言葉に甘えてお願いするね。」

 

と5個オーダー。

 

ときめき止まらない。

 

今は日本でも販売していますが、

16年前は日本未発売だったブラシ、

「mazon pearson」をロンドンで買ってきてくれました。

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mazon person

 買ってきてもらったブラシ。

当時、5個で5万位したかな。

 

「はい」

と渡されたとき、高くても2千円くらいかな、

と思っていたら1本、1万円以上するブラシにびっくり!

です。

 

ひっくり返りそうになりましたが、

超過密スケジュールの中買ってきてくださったのを伺っていたので、

いまさら「いらない。」とも言えず。

 

その方の師匠も長年愛用し、

往年の映画女優も愛用しているほど、

素晴らしい商品とのことで、

一つはどんなものなのか自分でも試してみよう。

と思い、その時から大切に使っていて、

作品として使った以外の残りは今でも大切に保管しています。

 

 

そこからしばらくして、

パリのアーティストからは、ぺたっとしたイラストが数枚届き、

そこからどのように石を取り付けるか、色の配色などを考え、

何度も何度も試作を重ねて出来上がった作品は今でも宝物です。

 

今は中国で簡単に、しかも大量につけても超安価に商品ができる時代ですが、

当時は1点物の商品、かつ●●●●●ーが全面に施された商品のお値段は

目が飛び出るほどに。

 

あまりにも高価になりすぎたため、

販売にはならず、エキシビジョンとして展示されました。

 

数点、アーティストの奥さんが気に入ったからということで、

返却の連絡をしても返してくれず、

何点かパリから戻ってこないものもあり、

未だ行方知れずのものもありますが、

戻ってきた商品は私のところで今も大切に保管しています。

 

いつ作品を見てもその当時のことが鮮明に思い出される宝物の作品です。

 

この仕事をやってよかったことは?

ダメ元で送ったメールから想像を超える

展開になることもあるんだ。ということが体験できたこと。

 プロジェクト自体は大成功とはならなかったけど、自分が動いたことで出会えた人もいるし、新しい事にもチャレンジできたし、私自身はいい経験が出来たと思っています。

 

新しいことに挑戦するって勇気がいるときもあるけれど、

何かやりたいことがあるのに身動きが取れない方がいらしたり、

思い悩んでいる方がいらしたら、

やらずに後悔するより、失敗を恐れずにまず一歩。

どんな歩幅の一歩でもいいので勇気を出して動いてみては。

 

いつも思うことだけど、これだ!と思ってやったことでも失敗することも沢山あるし、

意外なことで上手くいくこともある。

 

いずれにしても、何かしら次へつながるヒントがあると思います。

 

 

何かしらのご参考になれば嬉しいです^^