本日、利上げの恐ろしさを実感した日でした。
私は経済にとんと疎く、頻繁に利上げ関連の記事を目にしていたのですが、
利上げって一体って何?と、思っていたところ
「これが金融の利上げなのー!」と、
実感した日の出来事を紹介いたします。
海外送金手数料の高騰が恐ろしい
海外のお客様とのお取引で、利上げの恐ろしさを震えるほど実感いたしました。
海外から、$で日本の口座に入金があった時、
口座にUSA$から日本円に換金されて入金されるだけで、
お手数料がいくらかかるかご存じですか?
日本円が、口座に入金される時にかかるお手数料です。
4年前までは、2000円台でした。
それでも高いなぁと思っていたのに、
今は、な、な、なんと、7000円です!
※ちなみに、海外送金には送金側も受取側共に手数料がかかります。
手数料が高いとわかる参考例
もし、10,000円売上があった場合、1手数料の事を全く考えずそのまま10000円を海外振込先の方に請求して、$を海外から日本の口座に円でご入金していただいた場合、 口座に入るだけで、7000円が手数料として消えていきます。
その結果、¥3000しか手元に残らない!
大変ー-------! ですよね。
思いっきり赤字でございます。
海外の銀行が、日本のどの銀行を経由するかにもよりますが、
大概メガバンクを一つかましている事が多いです。
入金先口座が地方銀行にある場合の経由先をご紹介
合計7000円の手数料がかかった経由は、下記のとうりです。
1.海外の銀行
2.→メガバンク(手数料¥3,000)
3.→地方銀行大元
4.→地方銀行(手数料¥4,000)
という風に、自分の銀行口座にたどり着くまでに、
2つの銀行を経由している事も多々あり。
経由先のメガバンクでまず3000円。チャリーン。
最終入金先の銀行で4000円。チャリーン。
合計7000円の手数料がかかります。ジャリーン。
何度も繰り返しお伝えしてしまいますが、
口座に入金されるだけで、7000円の手数料がかかりますです。
びっくりです!
私はひっくり返りました。
今後、メガバンク筆頭にどんどん外貨手数料は値上がりするようです。
1回入金ごとに、1万円手数料がかかってしまうのも、もう目のまえだそうですよ。
※とある銀行員談
もし、海外とお取引をご検討されている方がいらしたら、
入金(送金)お手数料も考えてお値段設定しないと、利益マイナス。
なんて、恐ろしいことになる可能性もあり。
これから海外の企業とお取り引きをされる際は、
銀行の手数料をしっかり確認してからお取引してくださいね。