何か新しい商品を開発する時、その商品について情報収集をすることが多いことでしょう。
最近は、SNSで最新の流行を誰でも簡単に入手することができるため、
SNSから情報を入手するのが当たり前の方も多いでしょう。
いつでも携帯から世界中の情報を誰でも瞬時に手に入れることができるって、
やっぱりすごいことですよね。
しかも、情報発信をしている人は一般の方からプロまでいらっしゃり、情報源も多種多彩。
SNSのない時代やSNSが流行する以前に専門情報を入手しようと思えば、お金と労力が必要でした。
それに、自分が欲しい情報を手に入れる手段はある程度、
限られていたように思います。
今回は、商品開発をする時の情報収拾方法を、ファッション分野を例にとって、ご紹介したいと思います。
流行を取り入れた商品開発をする時に情報収集は欠かせません。
その方法をざっとご紹介しましょう
1つ目 SNS
やはりSNSは欠かせません。
Instagram,facebook,twitter,youtube 等、無料で
世界中の情報を瞬時に入手することができます。
Instagram(インスタグラム)とは、
Facebook, Incが提供している無料の写真共有アプリケーション。
日本語では略して「インスタ(表記insta)」とも呼ばれることもある。
Facebook(フェイスブック、FB)は、
アメリカ合衆国カリフォルニア州メンローパークに本社を置くFacebook, Inc.が運営する世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)である
Twitter(ツイッター)は、
アメリカ合衆国、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くTwitter, Inc.のソーシャル・ネットワーキング・サービス(情報サービス)。「ツイート」と呼ばれる半角280文字(日本語、中国語、韓国語は全角140文字)以内のメッセージや画像、動画、URLを投稿できる。
YouTube ()は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンブルーノに本社を置く世界最大の動画共有サービス。Youは「あなた」、Tubeは「ブラウン管(テレビ)」という意味である
引用元:wikipedia
2つ目 雑誌や本などの紙面媒体
今は雑誌を買わない方も多くなりましたね。
Googleを使えばネット上でほとんどのことが調べられるし、動画も画像も見れる時代です。
が、snsがなかった時代は雑誌から情報を取り入れることも多く幅広いジャンルの雑誌を購読して情報を集めていました。
ファッションの最先端の流行などは流行通信やhighfashion等のparis、Milano、london,NYなどの最新コレクション情報が掲載されている専門雑誌を購入して情報を入手していました。
*流行通信・ハイファッション等の雑誌は、一般の方でも買えるコレクション雑誌のことです。
High fashon
世界のモードが一目でわかるファッション誌
1960年7月に創刊した「ハイファッション」は、日本におけるモード誌のさきがけとして国内外のコレクション情報をはじめとするファッション、ビューティなどの情報を扱い、およそ50年間に渡り刊行されてきたとてもクオリティの高い雑誌でしたが、市場環境の変化や情報ソースの多様化などにより厳しい出版状況が続いていたと発表され、一つの区切りとして「ハイファッション」は2010年2月27日発売の4月号をもって、休刊することを決議した。
どんなに早くても最新のコレクションが雑誌掲載されるのは、パリ、ミラノ、NYでコレクションが開催された1〜2ヶ月ほど後。
もっと早く情報を手に入れたい企業向けの情報誌もありました。今で言うSNSと同じ役割をしていた情報誌がありまして、
各コレクション会場にカメラマンが出向き、全コレクションを撮影したフォトブックを10万円以上のお値段で販売。
ファッションに関わる会社の皆様は現地へ行くことを考えれば安いもの、ということで、各社様、その情報誌を購入し次の企画へ落とし込んでいた時代もありました。
また、オートクチュールなどのコレクション専門情報誌とは別に、毎シーズン各都市で開催されている展示会に出展されている最新商品だけを撮影し、それを一冊にまとめたフォトブックも販売されていて、それもよく重宝されていました。
次シーズンの流行を展示会フォトブックから仕入れて、次の企画に取り入れます。
3つ目 海外へ行きリサーチする
展示会シーズンになると、海外の各会場へ企画と営業が現地へ行って、最新の情報を仕入れる。
これも企画をする上で大切な仕事です。
やはり直接触れて感じるものは写真とは違います。
現地で直接ものに触れたり、体感することが最高のインスピレーションですね。
人を観察するのも楽しいですし、刺激があります。
歩いている人を見ているだけで楽しいのはNY。
五番街は映画から飛び出てきたような人があちこち歩いているので、本当に楽しいです。
毎回、Sex&thecityから飛び出てきたような人達を見れるしワクワクします。
歩いている人もかっこいい!
SNSがない時代、カメラ片手に街を歩いている人をひたすら撮影していた方も多くいらっしゃいました。
歩いている人を見ているだけでも、何が流行っているのかトレンドがわかりますよ。
日本にまだないブランドも沢山ありましたから、どこを見ても新鮮でした。
今は多くのブランドが、たくさんの方に情報発信してもらって、人気を高めていきましょう。という流れもありますが、当時は海外の高級ブランドショーウィンドウにディスプレイしている商品を撮影するだけでも、店員が中から飛び出てきて「no photo!」と必ず注意されていました。
4つ目 リサーチ専門会社へ依頼
コストはかかりますが、手軽に幅広く情報を収集したい場合は、専門分野の方にご協力をしていただいたり、リサーチ専門にしている会社から情報を仕入れる等、専門分野の力を借りるのもいいでしょう。
より細かな情報を入手することが出来るでしょう。
仕入れた情報を形にする作業
資料や情報が一通り集まったら、集めた情報をまとめて、どれが新しい商品に生かせるかを絞りましょう。
まとめ
まずはSNSなど、手軽にできるところから情報収集を
はじめてみましょう。
もっと詳しく知りたくなったら、そのほかの情報収集方法をお試しください。
お役に立てれば幸いです^^